難航した資金調達。協力2社に感謝／第20回東京フィルメックス・レポート（1） 市山尚三ディレクターに聞く。 : 新「シネマに包まれて」

新「シネマに包まれて」 字幕翻訳家で映画評論家の齋藤敦子さんのブログ。国内外の国際映画祭の報告を中心にシネマの面白さをつづっています。２００８年以来、河北新報のウェブに連載してきた記事をすべて移し、新しい装いでスタートさせました。 ――まず、去年からの経緯をうかがいたいんですが。 市山：去年は木下グループがサポートに乗り出してくれて、非常に助かりました。そのときは特に何年間という話もなく、今年も出してくれるだろうと軽く考えて準備を進めていたんです。去年はこちらが足りない分を全額出してもらったんですが、8月の頭に、今年も同じように出せるとは限らないという話があり、たまたま東京都の助成金が去年より増額になったので、予算を精査して、去年の半分くらい出してくれればと、もう一度、提案したんですが、それも出せませんということになった。9月の頭にオダギリ・ジョーさんの『ある船頭の話』でヴェネツィア映画祭

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木下って何故引いたのかな...？フィルメックスはいつも行きたいのにうまくスケジュールが合わなくて悲しい。ロウ・イエ観たかった。公開されるけど。