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ドゥウォーキン「逆差別」(『権利論』収録)と、アファーマティブ・アクションの諸問題 - 異端的考察
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ドゥウォーキン「逆差別」(『権利論』収録)と、アファーマティブ・アクションの諸問題 - 異端的考察
アファーマティブ・アクションとは、差別をなくすという目的で、一般人の利益を損なわせてでも被差別者... アファーマティブ・アクションとは、差別をなくすという目的で、一般人の利益を損なわせてでも被差別者を優位に取り扱おうとする政策のことである。たとえば、法科大学の試験において、より優秀な成績を収めている白人を不合格にしてでも、成績は劣る黒人の方を合格させるような政策である。 ここでは、こうしたアファーマティブ・アクションの擁護論として、ドゥウォーキンの「逆差別」(『権利論』収録)を取り上げ、これへの反論を試みたいと思う。 まずドゥウォーキンのアファーマティブ・アクション擁護論をみよう。彼が念頭に置くのは、こうしたアファーマティブ・アクションと、「黒人を嫌う人が多い中では、黒人を隔離している方がむしろ有益だ」という形での黒人差別との間に区別を設けることである。 アファーマティブ・アクションとそうした黒人差別との差として彼が提出するのは以下のような論拠である。 1 理想論的論証 黒人を優遇するアフ