英国：パロディや翻案の自由度を高める方向で著作権法が改正される可能性 - Cyberlaw

下記の記事が出ている。 Hargreaves review gives copyright law digital makeover BBC: 18 May 2011 http://www.bbc.co.uk/news/technology-13429217 日本の裁判所は，マッドアマノ氏の事件以来，パロディについて冷酷な態度をとってきた。 上記の記事のような動向が日本の実務にどれだけ影響を与えるかについては未知数だ。 一般論だが，日本では「建前と本音」の乖離がひどすぎると思うことがある。例えば，歌詞が少し異なるだけでメロディやコード進行がほとんど一緒という歌謡曲が数え切れないほど多数存在する。それにもかかわらず（作詞家はともかくとして）作曲家は「創作性のある作品だ」と主張して譲らない。それでいて，替え歌的なものやパロディのようなものに対しては激烈な態度をとることがある。首尾一貫していると

[shidho]

id:zedosho 現行のソフトウェアライセンスも著作権法がある前提でいろいろあるので、音楽のライセンスも元の曲を作った側がいろいろ認めるのに法が障害になることはそうそうないですよ。

[kinghuradance]

日本のクリエイターが（他人の作品をインスパイアした物にもかかわらず）替え歌的なものやパロディのようなものに対しては激烈な態度を取るというのは矛盾している。と筆者は主張。

[KoshianX]

リミックス音楽やコラージュの類の創作性だって低くないしなあ

[ozric]

実は日本でも最新の知財推進計画2011で二次創作の自由度を高める法改正をすべしという方向が示されている。が、文化庁の著作権分科会ではこうした方針はスルーされ自由度縮減・著作権法強化を望む委員ばかり……。