偶然と初恋と - GAME NEVER SLEEPS

人生は数奇なものだと人は言う。今のところ僕の人生でベストオブ数奇は、妻との出会いで間違いないだろう。 始まりはたぶん、両親が購入する家を僕が選ぶところからだと思う。大家の都合でそれまで住んでいた借家を出て行くことになったのだ。当時高校3年生だった僕は、親に言われて家を探すことになった。いくら大学受験がおわって、ひまでぶらぶらしているとはいえ、子供に数千万の買い物のリサーチをさせるのは、今だに理解に苦しむ。とにかく、僕は家を探していた。とりあえず、近くの不動産屋にいって、いろいろ物件を見て回った。市内に良さそうな家があって、親に伝えた。彼らも見に行って気に入ったらしい。購入が決まって夏に引っ越すことになった。 4月になり、大学に入学した。浪人をしてまで入ったその大学で、僕は腐っていた。昼過ぎに家を出て、駅前のゲーセンでバーチャストライカーばかりやっていた。夏休みが、引っ越しが終わったらちゃん

[shu_0115]

「自分が動かなければ、其の偶然は起きなかった。」

[NOKT]

ジーンときた。『運命って言葉は、なんかうさんくさい』そーだよなーきっと神様が6D2とか振ってるんだろうなーって思う。

[hashimoya]

「世の中すべてが変わって見えた。彼女ならどう思う、彼女ならなんて言う、彼女なら、彼女なら。」恋愛初期衝動の感じが伝わるわー/でも初期だけじゃなくって、それがずっと続いてくからスゲーんだな。。

[capelito]

IDA-10さんの文章はいつも素敵だなあ

[kodaif]

"でも、そんなことは関係なかった。世の中すべてに対して斜に構えた自分は、気づいたらどこかへ行ってた。かけひきとか、打算とか、そんな余裕は一切なかった"

[zorio]

「かけひきとか、打算とか、そんな余裕は一切なかった。一日中彼女のことを考えて、一日中何を話そうか思いを巡らせていた。」

[hal-e]

偶然の積み重ねと、それをモノにする少しの勇気、みたいな