断絶の前の誠実さ――物語における「格付け」要素についての私見 - Danas je lep dan.

とっぽいさんからいただいた再反論への反論。いよいよはてな村らしくなってきましたね。 この辺のことは，以前「テクスト不在の魔物定義論の陥穽――〈魔物〉の言説分析に向けて」という記事でも書いたのだけれど，ちょっと説明が足りなかったかな，とも思ったので改めて。 Mukkeさんとは以前にも「魔物」の捉え方についても意見が食い違うところがあって、根本的な価値観の違いがどこかにあるんじゃないかと思っていたが、一つ思い当たることがあった。S＋＋小鍛治健夜S＋宮永照、龍門渕透華（治水）S宮永咲、天江衣（満月）S−大星淡、神代小蒔（神降ろし）【魔物・牌に愛された子の壁】A＋辻垣内智葉、園城寺怜、清水谷竜華（枕神怜ちゃん）、荒川憩…… 私はこんな感じの、強さ議論の格付けが大好きである。強者は絶対的な強者であって、格付けが簡単にひっくり返ってはならない、番狂わせを起こすなら相応のものを用意しろ、という価値観だ。

[inoken0315]

”上級シャーロキアンはその穴をいかに矛盾のないように合理的に解消するかに血道をあげるもの”＞あー、俺まさにこの意見だわ。

[nagaichi]

咲-Saki-の「格付け」は、１．プロ／学生、２．世界／全国／県内、３．魔物／能力者／凡人の３種かな。魔物は強い能力を複数持ってる選手かと。能力の相性で闘牌の展開を作り、壁の高さでカタルシスを作ってるかと。

[rag_en]

ログ漁るのはキツいんでコレだけ流し読みしてコメントするけど、“そもそも作中に格付けなんてないんだから”で「えっ」てなった。（解釈で多少ブレるにしろ）ある程度そういうのがある前提で見てましたわ…。

[DG-Law]

うまく言葉がまとまらないのでブコメで書いておくが，toppoiさんは「わたしの解釈のどの辺が気に入らない」わけではないと思う。／「公式において「明確な格付け」」があるかないかは，微妙なところ。（twitterに続

[cider_kondo]

自分が格付けを初めて（メタな形で）認識したのはカムイ伝だったなあと思い出した。侍や武芸者を子供扱いする忍者ですら熊(本職)を恐れる。あれだな、「人間が人間以上の力と対決する姿(木下順二)」って奴だな（誤