2007-08-24 - 空中キャンプ

「普通の人々」はとても有名な映画で、八〇年度*1のアカデミー賞をとっている。わたしは過去の映画作品についてあまり詳しくないのだが、この映画はとても好きで、何度も繰り返し見ている。見るたびに、すごくいい映画だなーとおもう。長男をボート事故で亡くした家族と、事故後の生活を描いた作品。 人はとても些細なこと、ほんの小さな原因であっても、時には立ち直れないほどに傷ついてしまうものだということが、この映画を見るとよくわかる。人をほんとうに深く打ちのめすのは、いっけん取るに足らないようなできごとだ。あるタイミングで人が見せる、ちょっとした表情や仕草、無意識のうちに言ったひとこと。それが、「普通の人々」（Ordinary People）をこれ以上ないほどに痛めつける。たとえば、わたしが過去に、他人に言われて傷ついた言葉、または態度。おもいだしてみれば、それは決して大げさなものではなかったような気がする。

[ken_wood]

>普通の人をほんとうに深く打ちのめす、いっけん取るに足らないようなできごと。そのリアリティを発生させる繊細きわまりない描写がとてもいい。：感強く泣き崩れる人・力強く実務を行う人両方必要だ、感謝しよう。

[gyrase]

観てみたい。ささいな事で傷つく人々のリアリティ。

[umeten]

俺がこの映画を見たら、批判的な問題点をみつけだすんだろうな。

[morutan]

鈍感な人々から発せられる「ささいな」一言について。

[mind]

What's difference did it make what I wore at buck's funeral? ――;; //jxxx off。

[puteeui]

ポール・トーマス・アンダーソンが「マグノリア」を撮るさい、作品イメージの参考にするため、スタッフ全員を試写室に集めてこの映画をかけたという話

[yodaka]

『この映画を知ったきっかけは、ポール・トーマス・アンダーソンが「マグノリア」を撮るさい、作品イメージの参考にするため、スタッフ全員を試写室に集めてこの映画をかけたという話を聞いたことだった。』