患者を信じるということ - Dr. Takuya の 心の映像 (image)

緩和ケア医が,普段考えること､感動すること 心の映像を残してみます｡ 引用､改変､参照 全てご自由に｡ Since December 24th, 2009 最近こんなことを患者さんに言われました｡ ｢先生､この薬は私に合わないから変えて欲しい｣ がんの鎮痛薬で､確かに副作用の多い薬だけど､その方には一番合うだろうと考えて選んだ薬でした｡若い頃の僕なら､こっちは専門であらゆる薬の知識と経験は十分もっている｡治療の素人の患者さんに､あれやこれやと薬について指図を受けたくないと内心むっとしてしまったかもしれません｡でも､今の僕は全くそのようないらだちは感じません｡持て余していた不快感のない自分をみつめて､自分でもどうしてなんだろうとしばらく考えました｡臨床経験も長くなり､自分なりに色んな経験を積む中で｢実るほど頭を垂れる稲穂かな｣の心境なのかと考えてもみましたが､どうやら違うようです｡その理由は

[memoclip]

ふむー。

[tetzl]

傾聴とかアサーションとか。向かいあうのでなく、横にしゃがむようなイメージ。

[kananaka]

『それはあたかも､真作と贋作を一目で見抜く､美術商の能力です｡それは何も超能力のような特別な能力ではないのです｡経験と､相手の小さな声に耳を傾ける姿勢が必要』こんな医師と出会えた患者は幸せだ。

[tsugo-tsugo]

良エントリ　患者さんとむきあう真摯なお医者さんの考え方など

[Zarathustra1951-1967]

良エントリー。

[k2e183]

傾聴すること。患者さんの身体感覚を信じること。そして患者さんから示した道を信じ、その道のりを寄り添い歩けるような医療者を目指したい