ダズの散歩道

『神様からひと言』読了。光文社文庫、荻原浩著。 大手広告代理店を辞め、「珠川食品」に再就職した佐倉涼平。入社早々、販売会議でトラブルを起こし、リストラ要因収容所と恐れられる「お客様相談室」へ異動となった。クレーム処理に奔走する涼平。実は、プライベートでも半年前に女に逃げられていた。ハードな日々を生きる彼の奮闘を、神様は見てくれているやいなや……。サラリーマンに元気をくれる傑作長編小説！ あぁもう。まったくもう。いやになっちゃうなほんとに！ ……という書き出しの巻尾の解説が、話の面白さから著者の作風まで、非常に良く書いてくれています。こういう感想文を書けたら、もっと読書が面白くなるんだろうなー、皆に「ブログ見て見て！」って宣伝できてしまうなー、なんて思ってしまいます。 って解説の感想かよっ。(ノ∀`) でも、深く考えず、暇な通勤時間に電車の中でボーッと読んでいると、いつの間にかページを捲る手

[catus]

日々の徒然、本、ゲームやコミックなどの勝手気ままな感想メモです。Author:ダズ　弁護士になってしまったらしいです。昨年の１０月に就職したばかりの法律事務所を辞めて、新横浜の事務所へと移りました。 2006/07/04(火)