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バットとブローグ
野球とボードゲームとズッコケまみれの日々に、致死量に満たない程度の妄想を加え、小さじ1杯ほど笑え... 野球とボードゲームとズッコケまみれの日々に、致死量に満たない程度の妄想を加え、小さじ1杯ほど笑える感じの日記をお送りしたいと思っている次第であります。 日曜日中には賽藤からのLINEもメールも電話にも反応がなかった吉朝星だったが、月曜日の放課後には図書室にいた。 月曜日に学校で吉朝を見掛けるまでは地獄のような時間を過ごした賽藤仁だったが、賽藤を待っていたのは吉朝の無視だった。授業中も、休み時間も、である。今は図書室のいつもの席で本を読んでいた。 「ごっ、ゴメン…」 賽藤が吉朝の隣の席に座って言った。が、吉朝はめんどくさそうに一瞥をくれただけだった。吉朝は本で顔を隠しながら小さくなっていた。 「とにかく追い掛けて謝っておけばいいとも思ったんだけど…何を謝るべきなのか全然分からなくてさ…」 賽藤が続けて言った。 「僕がズルかった!一番悪いのは僕なんだ!」 吉朝は顔を隠していた本から両目だけ出し