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【禁書×DMC】ダンテ「学園都市か」【その35】 : SSまにあっくす!
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【禁書×DMC】ダンテ「学園都市か」【その35】 : SSまにあっくす!
――― ダンテの顔から、彼のトレードマークとも言える軽薄な色が潜んでしまう状況というのは、 大きく分け... ――― ダンテの顔から、彼のトレードマークとも言える軽薄な色が潜んでしまう状況というのは、 大きく分けて主に二つのパターンがある。 一つはまず家族やそれに比する近しい者達に関係する問題だ。 とは言ってもよほど切迫した場合で無い限り、彼の軽々しい態度は消えはしない。 だがもう一つのパターンの場合、 それは彼にとってまさに『劇薬』と称しても過言ではない作用を有している。 その状況に置かれた瞬間、一瞬にして彼の調子は冷え切ってしまうのだから。 そして今、ダンテはまさしくそんな只中に置かれていた。 ダンテ「……………………」 己よりもずっと軽薄で―――遥かに『お喋り』な者に遭遇という、最も気乗りしない状況の中に。 得てして不快な物事というのは、いつまで経っても克明に記憶しているものだ。 広大な回廊の中に響くこの狂気染みた笑い声の主を、 ダンテは聞き覚えがあるどころか昨日の事のように覚えていた。 耳