空想未来小説「サンフラワーサンクチュアリー」: 極東ブログ

「首相、お会いになりますか。30分ほどならお時間はありますが」 秘書に問われて、直子は少し奇妙な感じがした。伸男なら昨日までバンクーバーにいたはずだ。手元のスカーレットフォンでグローバルフェイスを起動し、伸男のアイコンをタップすると、「やあ、姉さん、フクシマで会いましょう」というメッセージが出て来た。つまり本人らしい。セキュリティチェックに手間取るのではないかと秘書に問うと、もう済んでいるとのことだ。気を回してくれたのだろう。 「姉さん、元気？ 首相の仕事って大変そうだね」ドアを開けるなり明るい口調で語る伸男も35を過ぎた。結婚する気はなさそうだ。それをいうなら自分もだがと直子は苦笑する。 「お祖父さまほど、大変ではないわよ」 「だろうね。僕もお祖父さまの墓参りに来たんだよ」 「昨年の33回忌には来なかったのに」 「サンフラワーサンクチュアリーの、あんな盛大な雰囲気には耐えられないよ。みん

[nijuusannmiri]

「新清国」がツボだった。

[taro-r]

そしてこの頃，日本の人口は5000万を切っていた。

[anigoka]

SF楢山節考じゃねぇかｗ｜デンデラみたいにミュータント化した老人たちが復讐しに来たりしてｗ

[jingi469]

finalvent翁の小説は久しぶりだｗ

[gimonfu_usr]

巨大建築や巨大技術が「暴力機関としての国家」の謂いに使われまくる件について。原子炉を太陽光発電に変えてもおなじなんじゃないですか。

[synonymous]

トリウム炉にも未だ固有の問題がありはする。

[ryokusai]

まう少し膨らませればこれ（http://blog.goo.ne.jp/pandiani/e/d29a186671dc049c219700fd9d09ee2a）とタメをはれると思ふ。／我が国の今後の展開なら笠原倫の「蛮勇なり」の方がありさうな話。

[kaerudayo]

「あれから日本の技術と地域が復活した。50万人単位の行政区に原子炉と廃棄物処理所とデイケアを一体化させたトリニティ・システムを配備」……デイケア。

[mkusunok]

やや趣味が悪い空想だな