EVA AT WORK blog: work02:造型作家 スタジオ・ビッグアート特殊工作部

POINT古井です。 放課後、僕らは友だちの家で時間を忘れて野球盤に夢中になっていた。 階下から足音が聴こえる。 妙にセクシーなお母さんが食事を持ってきた。 奇妙な形をした食器に盛りつけられた○○○。 「またかよ。」 友だちは不服そうに、奇妙な形のフォークを手にとって何事もなく食べ始める。 そこにはよく知っていたはずの友だちの奇妙な習慣があった。 友だちの家でいつも通りに出される食事に妙に気持ちの悪い違和感を感じたことはないだろうか？ 食事のスタイルは家族、社会、地域、国の習慣によって様変わりする。 こうした感覚のズレに遭遇した時、普段何気なく食べていたモノは急に別の何かに変わる。 時に残酷、野蛮、下品に映ることでさえも、その場所ではいつも通りの習慣や儀式として捉えられていたりする。 そんな微妙な感覚を実在するモノとして作り上げてしまう人達がいるから、僕の妄想癖は少年時

[elielin]

「残酷な天使の料理」 のアイデア出し