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長谷部浩の劇評 TheaterGoer Directory: 【抗議】NHK「クローズアップ現代」多田ディレクターの取材が、いかに失礼かについて。
NHK報道局報道番組センター社会番組局「クローズアップ現代」の多田篤司ディレクターに懇願されて会った... NHK報道局報道番組センター社会番組局「クローズアップ現代」の多田篤司ディレクターに懇願されて会ったが、失礼だと思った。 31日に放映があると聞くが、まったく、その成果が期待できない。 基本的に取材の態度がなっていない。 ほんとうにひどいインタビューで、あきれかえって帰ってもらった。 あまりにも非礼で、演劇に対する尊敬を欠き、ただ、ご自分の視点でのみ、材料を集めているとしか思えなかった。 彼の態度は私が『演出術』でインタビューしたときの一章、「スランプ時代」をクローズアップしたいとしか思えなかった。それは、全体のなかで、本当に一部分にすぎない。けれど、質問は、そればかりに集中した。 「スランプ時代」が蜷川さんにあるとしても、短い期間だろう。十年にも満たない。その時代の舞台を観ていない人に、あれこれいわれるようなものではない。ディレクターは、才能のある人が、いかに「才能を認められず苦しんでい
2016/05/27 リンク