円月島：浸食状況をレーザー調査 崩落防止工事へ準備−−白浜 ／和歌山 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

部分崩落が問題になっている白浜町の観光名所「円月島」（国名勝）で２２日、海食洞門周辺の浸食状況をレーザースキャナーで確認する三次元測量調査が行われた。洞門の崩落防止工事の準備工程で、町は調査結果を踏まえて補強計画を立てる。 調査は兵庫県尼崎市の専門会社が担当し、船で機器を島に運んで実施した。上陸して洞門周辺の岩に１秒に１０万点を観測できるレーザーを射出、周囲６方向からも射出して得た島の全景と合わせ、その場で立体的な画像を点検した。 「白浜町誌」などによると、島は同町番所山の沖１００メートルにあり、南北約１１５メートル、東西約２０メートル。中央部に高さ約１５メートル、幅１２メートルの洞門があり、洞門越しに水平線に沈む夕日が見える季節があることから、観光スポットになっている。 しかし、れき岩や砂岩を主とする地質はもろく、長年の浸食による部分崩落が０５、０８、０９年に起きている。このため、

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円月島：浸食状況をレーザー調査　崩落防止工事へ準備－－白浜　／和歌山