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事故調報告書を証拠採用 JR西前社長公判 鉄道事故で異例 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故で、業務上過失致死傷罪に問われたJR西日本前社長、山崎正夫被告... 兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故で、業務上過失致死傷罪に問われたJR西日本前社長、山崎正夫被告(67)の公判前整理手続きで、神戸地裁(岡田信裁判長)が採用した証拠に、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(現運輸安全委員会)の事故調査報告書が含まれていたことが18日、分かった。報告書は刑事責任を問うためでなく、事故原因の究明を目的として作成されており、大規模鉄道事故で刑事裁判の証拠になるのは異例という。初公判は21日。 JR福知山線脱線事故の事故調査報告書は平成19年6月に公表。山崎被告の過失認定にかかわる事故の予見可能性については「危険性を認識することは必ずしも容易ではなかった」と否定する一方で、現場カーブに「自動列車停止装置(ATS)の整備を優先的に行うべきだった」と指摘。「ATS機能があれば事故は回避できた」とした。 証拠申請したのは検察側。検察幹部は目的を「客観的に事故現場のカー
2010/12/20 リンク