「遷延性」青森で調査 弘前大が患者の実態調査に乗り出す （河北新報） - Yahoo!ニュース

青森県内で病気や交通事故などにより脳に損傷を受けた遷延（せんえん）性意識障害の患者数を把握するため、弘前大大学院医学研究科の大熊洋揮教授（脳神経外科学）の研究グループが実態調査に乗り出した。７日、県内の病院や介護老人保健施設（老健）など計６８２カ所に調査用紙を発送した。青森県で重度の意識障害の患者を調査するのは初めて。 「植物状態」とも言われる遷延性意識障害をめぐっては、河北新報社と広南病院（仙台市太白区）の共同調査で、宮城県に９６８人の患者がいることが判明した。国や自治体は同様の調査をほとんど実施しておらず、患者団体や医療関係者からは実態調査の実施と、対策を求める声が上がっている。 研究グループの調査は今月１５日の時点で、日本意識障害学会の遷延性意識障害の定義に当てはまる患者、またはそれに準じる重度の意識障害の患者を対象とする。 質問は性別、年代、原因、療養場所の４項目で、青森県内

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「遷延性」青森で調査　弘前大が患者の実態調査に乗り出す