米財務長官が一転留任 国債格下げ「ひどい判断」 （産経新聞） - Yahoo!ニュース

【ワシントン＝柿内公輔】米連邦債務上限問題が決着した後の辞任を検討していたガイトナー米財務長官が一転して留任の意向を示した。米国債の格下げという“非常事態”に対処するためだ。ガイトナー氏は７日、格付け会社についても「ひどい判断」とばっさり。求心力低下に悩むオバマ政権にとって、ガイトナー氏を引き留めたことは朗報だが、米当局が越えるべきハードルも高い。 米財務省は７日、ガイトナー氏が留任する意向をオバマ大統領に伝えたとする声明を発表した。ガイトナー氏は同日の米ＣＮＢＣテレビのインタビューで、米国債を格下げした米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）に対し「（米財政への）知識の欠如だ。米国債は安全」と反論し、米国債の信用は不変だとアピールした。 ガイトナー氏の辞任問題が報じられたのは６月末。進退を懸けることで債務上限問題の進展を図ったとされたが、オバマ政権が昨秋の中間選挙に敗れた

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米財務長官が一転留任　国債格下げ「ひどい判断」