空洞化防止など円高対策を検討すべき、日銀は量的緩和の範囲検討を＝与謝野経財相 （ロイター） - Yahoo!ニュース

８月９日、与謝野経財担当相は、現在の円高を「小手先の対策で大逆転するのは難しい」とした上で、政府は空洞化防止や資金繰り対策などを検討すべきとの考えを明らかにした。３月撮影（２０１１年 ロイター/Toru Hanai） ［東京 ９日 ロイター］ 与謝野馨経済財政担当相は９日夕の閣議後会見で、現在の円高を「小手先の対策で大逆転するのは難しい」とした上で、政府は空洞化防止や資金繰り対策などを検討すべきとの考えを明らかにした。日銀も量的緩和の「範囲」を検討すべきだと指摘した。 与謝野担当相は、最近の金融市場について「市場が米国債やユーロ建てのイタリア、スペインなどの国債に不信任を突きつけた状況」だと解説。各国の政策運営が間違えば「経済有事とも言えるような状況に陥る目前。日本政府も各政党も、極めて危険水域にあることを十分認識して政策運営をしないといけない」と述べた。 その上で、特に円高は国内中小

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空洞化防止など円高対策を検討すべき、日銀は量的緩和の範囲検討を＝与謝野経財相