稀勢の里“亡き師匠”に捧げる白星！先代親方の教えを胸に （夕刊フジ） - Yahoo!ニュース

亡き師匠の教えを胸に−。 先代鳴戸親方（元横綱隆の里）の急逝で注目された初日。若の里ら関取３人は相次いで敗れたが、最後に登場した稀勢の里はさまざまな思いをハネのけ、苦手の旭天鵬を力強く寄り倒して白星発進を飾った。目を潤ませて花道を引きあげてくると「なんとか焦らず、土俵際も落ち着いて取れました。先代にささげる思い？ まあ、そうですね、今日は」とかみしめるように話した。 稽古は裏切らない。これが先代鳴戸の信条だった。鳴戸部屋が稽古を休むのは正月の１日だけ。関取以上が出席する土俵祭りが午前１０時から相撲会場で始まる、という初日前日も、午前４時半に全員が起床。いつもの稽古をこなしてから駆けつけるのが決まりだった。 どうしてこんなに稽古にこだわるのか。あるとき、先代鳴戸に聞いたことがある。すると、こんな答えが返ってきた。 「そりゃあ、オレも情としてはときどき、休ませてやりたい。でも、力士が土

[news_creeper]

稀勢の里“亡き師匠”に捧げる白星！先代親方の教えを胸に