稀勢の里 大関へ大きな１勝 大相撲九州場所 （産経新聞） - Yahoo!ニュース

大相撲九州場所１４日目（２６日、福岡国際センター）大関取りに向けて大きな１勝だ。連敗を喫するようなら一気に昇進ムードがしぼむ大事な一番で、本来の相撲を取り切った。一回り大きい栃乃若相手に突いて出ると、四つに組むのを避けるように最後まで突きに徹し、何もさせずに土俵を割らせた。「思い切りいこうと思っていた」と稀勢の里。発する言葉は少なかったが、その顔つきは「納得」と語っていた。 これで直近３場所で３２勝。前頭筆頭だった昨年九州から６場所で５度目の二桁勝利となった。大関戦は８勝１２敗（不戦勝は除く）だが、独走状態の白鵬とは３勝３敗と五分の戦績を残している。 昇進問題を預かる審判部は千秋楽の取組前に会議を持つ。貴乃花審判部長（元横綱）は「勝つに越したことはない。勝負の内容を判断していく」と必ずしも星数だけが条件でないと示唆した。実際、過去には目安である３場所３３勝に届かなくとも、横綱大関の人数

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