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首相、冷温停止を宣言 福島第1 廃炉へ東電の財務正念場 (フジサンケイ ビジネスアイ) - Yahoo!ニュース
野田佳彦首相は16日、政府の原子力災害対策本部の会合で、東京電力福島第1原発事故について「原子炉... 野田佳彦首相は16日、政府の原子力災害対策本部の会合で、東京電力福島第1原発事故について「原子炉は冷温停止状態に達し、事故そのものが収束に至ったと判断できる」と述べ、事故収束への工程表の「ステップ2」が完了したと宣言した。今後の作業は、放射性廃棄物管理や施設の解体撤去に向けた中長期対策に移行。終了まで最長40年とされる事故炉処理の工程表を来週にも公表する。 1〜3号機では、破損した原子炉から漏れた汚染水を回収、浄化し、炉の冷却に使う循環注水冷却の結果、圧力容器底部の温度は100度以下になり、放射性物質の放出も抑えられたとして、冷温停止状態と判断した。 福島第1原発の「冷温停止」が宣言されたことで、東電は廃炉作業を本格化させる。年内に作業工程も公表する段取りだ。廃炉には、兆円単位の費用が見込まれるが、原発停止に伴う代替火力燃料コストの上昇などで、東電の台所事情はすでに火の車だ。廃炉費用の
2011/12/17 リンク