６か国協議再開、不透明に…正恩氏未知数 （読売新聞） - Yahoo!ニュース

【ソウル＝宇恵一郎】金正日(キムジョンイル)総書記の死去により、北朝鮮の核問題をめぐる６か国協議の先行きは、ますます不透明になってきた。 金正恩(キムジョンウン)氏がどのような核政策を取るか未知数なためだ。 中断状態となっていた同協議は、米国と北朝鮮との間で今週後半にも北京で今年３回目の米朝高官級協議が開かれ、北朝鮮が、焦点のウラン濃縮活動の中断について、何らかの妥協を示すのではないかとみられていた。 しかし、これまで６か国協議を主導してきた金総書記が死去、北朝鮮はこの問題での司令塔を失った。また、１９日に北朝鮮が発表した葬儀委員会名簿に、北朝鮮外務省で核問題を担当していた金桂寛(キムケグァン)第１外務次官と李容浩(リヨンホ)次官（６か国協議代表）が含まれていることから、「米朝協議は延期せざるを得ない」と韓国外交通商省は判断している。

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６か国協議再開、不透明に…正恩氏未知数