「別に真犯人」と主張＝新証言基に死刑被告側―山梨キャンプ場殺人で最高裁弁論 （時事通信） - Yahoo!ニュース

山梨県都留市のキャンプ場で建設会社（倒産）従業員3人の遺体が発見された事件で、殺人と傷害致死などの罪に問われた元同社社長阿佐吉広被告（62）＝一、二審死刑＝の上告審弁論が20日、最高裁第3小法廷（田原睦夫裁判長）であった。弁護側は共犯とされる男性受刑者（55）が「阿佐被告ではなく、病死した元暴力団組長が犯人だ」と新たに証言したことを明らかにし、殺人について無罪を主張した。 受刑者は一審公判では阿佐被告が現場に来て2人を殺害したと証言していた。弁護側は、受刑者にはうそをつくメリットがなく、新証言は信用できると主張。阿佐被告には事件当日のアリバイもあり、無罪は明らかだと訴えた。 検察側は、アリバイには客観的な裏付けがなく、一審公判での受刑者らの証言は信用できるとして上告棄却を求めた。新証言については改めて意見を述べるとした。判決期日は後日指定される。 【関連記事】 〔写真特集〕知られ

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「別に真犯人」と主張＝新証言基に死刑被告側―山梨キャンプ場殺人で最高裁弁論