名古屋市：市民税５％減税案可決へ 「中小企業支援維持を」 名商会頭が注文 ／愛知 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

名古屋商工会議所の高橋治朗会頭は２１日の定例記者会見で、恒久的に市民税を５％減税する条例案を名古屋市議会が可決する見込みになったことについて、「中小企業支援など必要なサービスまでカットするのは困る。財源は組織改革で解決してほしい」と述べ、行革で必要な財源を生み出すよう求めた。 高橋会頭は、経営難に苦しむ中小企業を病人に例え、「行政はお金をかけても薬を飲ませて元気にしないといけない。円高の厳しい間だけでも予算を減らさないでほしい」と強調し、中小企業支援に関する予算を維持するよう求めた。 減税幅が、河村たかし市長が主張していた１０％から５％に縮小したことには、「市長と議会が２、３年間ももめてきたことが問題。両方で妥協して減税が持続的なサービスになるならいい」と評価した。その上で「市長も議会も過去（の対立）を水に流し、これからの名古屋をどうするか具体化してほしい」と注文した。【丸山進】 １

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