＜春闘＞経団連が「定昇凍結」 震災、円高で方針転換 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

経団連は２３日、１２年春闘の経営側の指針「経営労働政策委員会（経労委）報告」を正式に発表し、定期昇給について「東日本大震災や円高などの影響で負担が重い企業は延期・凍結も行わざるを得ない」と方針転換した。経団連が「定昇凍結」など賃金ダウンを示唆する厳しい表現で春闘に臨むのは、０４年の「定昇廃止・縮小」以来、８年ぶり。１１年は日本企業がリーマン・ショックから緩やかな回復に転じつつあるとして、定昇を容認していた。 連合は今春闘でも「賃金カーブ（定昇）の維持」のほか、労働者の給与総額を「１％を目安に引き上げる」よう求めており、定昇維持を中心とする賃金改善が労使交渉の最大のテーマとなるのは必至だ。 経労委報告は震災の影響、電力供給不安、急激な円高、タイの洪水被害、欧州債務危機などを産業空洞化や収益低下につながる最大の「危機」と指摘。連合の賃金１％改善要求について「企業の危機的な経営環境に対する認

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＜春闘＞経団連が「定昇凍結」　震災、円高で方針転換