アラブ連盟、シリア大統領に退陣勧告 挙国一致内閣樹立求める （産経新聞） - Yahoo!ニュース

【カイロ＝大内清】アラブ連盟（本部カイロ）は２２日、デモ弾圧が続くシリア問題を協議する外相級会合を開き、同国のバッシャール・アサド大統領に対し、２カ月以内のシャラ副大統領への権限委譲と、反体制派が参加する挙国一致内閣の樹立を求める決議を採択した。また、国連安全保障理事会に同問題を提起し、決議への支持を求めることでも一致した。 アラブ連盟がアサド大統領に事実上の退陣勧告を突きつけたことで、政権側が反発を強めるのは必至。要求が受け入れられる見込みは極めて小さいとみられる。 カタールのハマド外相は、会合後の記者会見で「（連盟として）軍事介入を目指しているわけではない」と述べ、あくまでも平和的な解決が望ましいとの立場を強調した。しかし、デモ弾圧がなおも続く中でアサド政権側が要求を拒否すれば、国際社会で政権打倒に向けた動きが加速する可能性は高い。 シリア問題をめぐってはカタールのハマド首長が今

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アラブ連盟、シリア大統領に退陣勧告　挙国一致内閣樹立求める