郡司彰農相、風評対策を強調 岩手・宮城両県を視察 （河北新報） - Yahoo!ニュース

郡司彰農相は３０日、東日本大震災の視察のため岩手、宮城両県を訪れ、自治体や生産者団体などと意見交換した。 気仙沼市で取材に応じた郡司農相は、魚介類に含まれる放射性物質の風評被害対策について「消費者に食べて応援してもらえるよう（消費者団体などに）しっかり説明していきたい」と述べた。 同市のほか気仙沼漁協、宮城県漁協などが、量販店などが過度に厳しい自主基準を設けないよう指導を求めるとともに、国が主体となって東京電力への賠償請求を行うよう要請した。 同行した佐藤正典水産庁長官は意見交換の中で、賠償に関する国の原子力損害賠償紛争審査会の中間指針見直しに触れ「宮城も他の所と遜色ないようにしたい」と配慮の姿勢を示した。被災した気仙沼市魚市場の再整備については「世界一線級の市場を造りたい。急ぎ対応する」とした。 郡司農相は陸前高田市でも農業用施設の復旧状況を視察。農業者らと懇談した。

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郡司彰農相、風評対策を強調 岩手・宮城両県を視察