米シティ首脳が退任 ＣＥＯとＣＯＯ、社内抗争は否定 （産経新聞） - Yahoo!ニュース

【ワシントン＝柿内公輔】米金融大手シティグループは１６日、ビクラム・パンディット最高経営責任者（ＣＥＯ）が退任し、後任に欧州・中東・アフリカ部門のトップだったマイケル・コーバット氏が就く人事を発表した。 ジョン・ヘイブンズ最高執行責任者（ＣＯＯ）も退任。シティは前日に大幅な減益決算発表を行ったばかりで、市場には社内抗争がトップ交代の呼び水になったとの見方も出ているが、コーバット氏は同日電話会見し、「パンディット氏はシティの成長基盤を築いた。今回の人事はシティの戦略の変更を望んだものではない」として、そうした観測を否定。「成長性の高いコア事業に引き続き注力していく」と述べた。 パンディット氏は２００７年にＣＥＯに就任。金融危機で経営不安に直面し、不採算部門の分離や日本では日興コーディアル証券を売却するなどリストラを進めた。

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【産経新聞】 米シティ首脳が退任　ＣＥＯとＣＯＯ、社内抗争は否定（産経新聞）