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関電値上げ、コスト抑制も限界…電炉業界悲鳴 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
関西電力が1日に行った企業向け電気料金の値上げが、電炉メーカーの業績に深刻な打撃を与えている。電... 関西電力が1日に行った企業向け電気料金の値上げが、電炉メーカーの業績に深刻な打撃を与えている。電炉鋼は国内の年間粗鋼生産量1億トンの約4分の1を占めるが、原料の鉄くずを溶かすために大量の電力を必要とする。電気料金が割安な夜間操業などによるコスト抑制にも限界があり、日本を支える基幹産業が危機にひんしている。 関電管内には新日鉄住金系の合同製鉄や共英製鋼など大手電炉メーカーの製造拠点が集積する。関電の値上げにより企業向け料金は、1キロワット時あたり2・72円(高圧契約)上乗せとなった。 この影響で、合同製鉄は大阪製造所と姫路製造所を合わせた電力コスト負担増を年間12億円と想定。東京製鉄に次ぐ業界2位のJFE条鋼の姫路製造所もコスト負担増が8億円に上る見込みで、いずれも業績に少なからぬ影響を及ぼす。 電炉メーカーは中国からの割安な輸入鋼材との価格競争にさらされている。また原料となる鉄スクラ
2013/04/07 リンク