Yahoo!ニュース - イラン核協議、再び延長…米欧との溝埋まらず （読売新聞）

【ウィーン＝白川義和、酒井圭吾】イラン核問題を巡る米欧など６か国とイランによるウィーンでの協議は２４日、交渉期限を迎えたが双方の溝は埋まらず、協議の延長が決まった。 協議筋によると、交渉期限は来年７月１日まで延長されることになった。大幅延長は双方の溝の大きさを示しており、イランとの交渉に懐疑的な米国内の保守勢力やサウジアラビア、イスラエルなどから批判が高まるのは必至だ。 イランの核兵器保有を阻止するため、核利用を制限し、引き換えに米欧が対イラン制裁を解除する包括合意は今回も達成できなかった。米英仏独中露の６か国とイランによる外相級会談が２４日行われ、延長が決まった。双方は７月にも交渉期限を延長している。 ハモンド英外相は記者団に「協議では大きな進展があった」と述べ、今後３か月間で主要争点に関する大枠合意を目指す方針を示した。協議は来月再開される見通し。６か国とイランが昨年１１月に合意

[Ereni]

６か国とイランが昨年１１月に合意した、イランの高濃縮ウランの生産停止や米欧の対イラン制裁の一部緩和などの「第１段階の措置」も来年７月１日まで延長される見込み。