義理の祖父に、特攻隊「伏龍」について聞いてきた - 荻上式BLOG

今年の8月15日、16日に帰省しまして。その際、義理の祖父に、戦争中の話を色々聞かせてもらいました。帰る前から、「レコーダー持っていくから、戦争のことを聞かせてほしい」と伝えていたら、色々と資料も用意してくれていました。ありがたや。 義理の祖父は、「伏龍」の隊員でした。「伏龍」を簡単に表現すると、潜水服を着て、爆雷のついた竹槍を持ち、水中に潜って、近づいてきた敵に自爆攻撃をするというものです。「水際特攻隊」「幻の特攻兵器」「人間機雷」等、様々な異名がついています。その時に聞いた話は、TBSラジオで「人間機雷『伏龍』隊員だった義理の祖父との対話」と題して放送したのですが、貴重な証言だと思うので、放送したインタビュー部分の文字起こしを掲載したいと思います。 以下、文字起こしと、ごく簡単な補足のみ掲載。 1944年に予科練に入った チキ：TBSラジオでですね、家族に戦争体験を聴くという企画をやっ

[goddess905]

これは貴重な記録。大事な記録。

[hokuto-hei]

特攻兵器の中でも、発想、運用共に群を抜いて狂気に満ちた伏龍についての貴重な証言。

[filinion]

予科練生がやる兵器だったのかよ…。／予科練生を大量に取って、取ったはいいけど飛行機がないから潜水服で特攻させてしまえ、って…。前途ある若者の命を、「予算は使い切らなきゃ」みたいな発想で使い潰すとは…。

[rna]

先端に爆弾付いたヤリで自爆攻撃とか、14歳で予科練に入って「20歳くらいでもう死んじゃうかな、と思ってましたね」って感覚とか、水中のウォー・ボーイズって感じだ…

[QJV97FCr]

貴重な記録だ。語り部的な芝居がかった感じがないのが逆に迫力ある。

[s_atom11]

これが作戦かよ。本当日本の戦争の仕方は頭おかしい。こういった道を進んだ指導者をきちんと批難しないとまた繰り返すぞ。

[kaerudayo]

つくづく戦争に向かない国だな。総理大臣でも止められなかった最低の特攻。

[muchonov]

特攻が大西瀧治郎の発案だったってことは既にこのレベルで知られてたんだなぁ。

[pgary]

図解では「末期の水物兵器集」が分かりやすいかと思う。

[Caerleon0327]

『勝つというか、何とかなるんじゃないかという気はありましたね。』実際の語り口が想像できる文章。淡々としているけど、肌感覚が伝わってくる。

[mEGGrim]

ゴミみたいなアイディアでも検討されずに採用されたっぽい当時の軍の愚かしさの記録だ

[roirrawedoc]

人間を使い捨てにしようという発想はつくづく今の日本社会・企業文化の中に息づいてると思う。あの戦争に負けたのはいいが、何故負けたのかその反省が一切活かされてないのが残念で仕方ない。

[Haaaa_N]

メチャクチャすぎる…

[nenesan0102]

タバコ上納によって左右される日本の若い少年の命

[h0714k]

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[high_grade_works]

■義理の祖父に、特攻隊「伏龍」について聞いてきた 今年の8月15日、16日に帰省しまして。その際、義理の祖父に、戦争中の話を色々聞かせてもらいました。帰る前から、「レコーダー持っていくから、戦争のことを聞かせ

[blueribbon]

「伏龍の装備は、ゴム製の潜水服、かぶと、２本の酸素ボンベ、清浄缶、そして鉛のおもり…五式爆雷を付けた竹の棒を手に持ち、水中に潜む。敵の上陸船がきたら浮き上がり、五式爆雷を突きあげるという自爆攻撃だ。」

[ustar]

高度成長期の子供向け番組で悪の組織が自分ところの戦闘員の命をすごく雑に扱ってるのを見て敵ながらひどすぎると思っていたんですよ あれって作ってる人たちはリアルに日本軍をイメージしてるんですよね

[six13]

貴重な記録

[y-mat2006]

日本のウォー（ター）ボーイズ。玉音放送後も、敗戦が気に入らない跳ねっ返りの中には、ミズリー号をこれで沈めようとして訓練した者がいたとか。

[takuzo1213]

無謀そのもの．「この『余剰員』を活用しようという着想のもとで、伏龍特攻隊が採用」人が余ってるから使い切らなきゃって発想が怖すぎる．

[minoton]

日本の特攻兵器って、爆薬と移動手段以外のほとんどを特攻兵個人の能力に依存するんだよね。伏龍は移動すらか。死ぬ為に全力発揮を強いるってのは…

[sampaguita]

これはすごい。

[quabbin]

伏龍は知っていたけど、訓練の様子を読むと…予想以上に酷かった。

[pintole-minog3170]

国民の生命を守るべき国家が、国民を殺そうとする。本末転倒というしかない。でも目的と手段が逆転してしまう事は身近にもいろいろあって、それを美談としてしまう事も多いね。

[YaSuYuKi]

思い切りひどい言い方をするが、負けてよかった。この政府が存続していたら自分は確実に大人になる前に殺されてる

[quick_past]

信頼性の高い誘導装置も資源もないなら人間を使えばいいじゃない。ってのがなあ。

[Ayrtonism]

初めて聞いた＞伏龍 装備と作戦内容を見るだけで、明らかに役に立つとは思えない。桜花回天がまともに見えるレベル。

[weissbier]

「死んでも国のために尽くすというのは一般的な常識でしたからね」「勝つというか、何とかなるんじゃないかという気はありましたね」

[netsekai]

この種類の特攻は初めて知った。

[lieutar]

ラジオ聴いた。一番衝撃的だったのが当時の人の自身の命や尊厳に対する感覚だった。

[oooooo4150]

勉強になりました

[unorthodox]

"そもそもおよそ計画なんてものはなく、場当たり的な発想で生まれた特攻部隊であり、作戦もあとづけで考えようとして苦悩するような代物だった。"

[betelgeuse]

War Boys

[s_osa]

“海軍はもともと、飛行機搭乗員を養成するため多くの予科練習生を募集したが、この頃には乗る飛行機もなくなってきていた。そのため予科練出身者は、他の様々な特攻の乗員に選抜されたものの、なお多数の余剰員を残

[tbsmcd]

"優秀なのが集められた一期生と比べて" というのもあるし、14歳なら乙飛だから、というのもあるだろう

[vanillableep1618]

桜花を含む全ての特攻兵器のバカバカしさが理解できる良エントリー。実戦投入前に訓練で死亡した人たちが哀れ…酸素入れてくれないとか…いいかげんな運営／運用…組織的に腐っている。

[fuktommy]

義理の祖父に、特攻隊「伏龍」について聞いてきた - 荻上式BLOG (id:seijotcp)

[amamiya1224]

貴重なお話