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敗れた直後に勝者を祝福する難しさ。松山英樹がデイの家族に見せた表情。(舩越園子)
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敗れた直後に勝者を祝福する難しさ。松山英樹がデイの家族に見せた表情。(舩越園子)
最終日最終組は、優勝に最も近い位置からラスト18ホールを回る憧れのポジション。だが、2人のうちのどち... 最終日最終組は、優勝に最も近い位置からラスト18ホールを回る憧れのポジション。だが、2人のうちのどちらかが勝利を飾れば、どちらかは敗者になる。 大観衆から拍手喝采を受ける勝者にとっては夢見心地のひととき。だが、悔しさを噛み締めながら目の前の勝者を讃える敗者にとっては、なんとも残酷なひとときとなる。 米ツアーが主催する「第5のメジャー」、プレーヤーズ選手権で最終日最終組を回ったのは、ジェイソン・デイと松山英樹。4日間首位を守り通し、完全優勝を達成したデイが、両手を広げ米ツアー10勝目の喜びにむせんた傍らで、最終日をデイと4打差の2位で迎えながら6打差の7位に終わった松山は、悔しさを噛み締めながら18番グリーンを降りていった。 史上最悪の平均スコアだった3日目に松山が躍進。 フロリダ州ジャクソンビル近郊にあるTPCソーグラスは、17番の浮島グリーンで知られる屈指の難コース。その敷地内には米ツア