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過熱する「保活」 母親たちのイス取り競争
昨年8月に生まれた乳児を抱える神田亜美さん(仮名、29歳)は、不安な日々を送る。4月には職場に復帰し... 昨年8月に生まれた乳児を抱える神田亜美さん(仮名、29歳)は、不安な日々を送る。4月には職場に復帰したいのに、品川区から認可保育所(以下、認可)の「合格」通知が来ない。保育所に入れず、育児休暇を1年半延長したあげく退職した先輩の姿を自分に重ねてしまう。 保育所を探して、昨年暮れに引っ越しまで実行した。4月に認可に入るためには、前年12月時点で住民票がないといけないことを知ったからだ。3時間おきの授乳で睡眠もままならない亜美さんに代わり、夫が仕事の合間を縫って区ごとの保育事情を調べあげた。家賃は4万円上がり、夫の通勤時間は40分も増えた。 「東京暮らしは片働きでは苦しい。2人目も考えているので、なおさら稼がないと。育児環境が厳しいと、負担は男性にものしかかります」 昨年2月、練馬区で新婚生活を始めたと同時に妊娠が分かった。「長く休むと仕事についていけない」と、産後すぐ保育所探しを始めて驚いた
2014/03/17 リンク