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出場国の力は紙一重、どう接戦物にするか/敦賀信人 - 日刊スポーツ評論家 - 五輪コラム : 日刊スポーツ
日本にとっては惜しい試合だった。第6Eに両角友がダブルテークアウトを決めて流れをもってきて、第7... 日本にとっては惜しい試合だった。第6Eに両角友がダブルテークアウトを決めて流れをもってきて、第7Eには同点に追いついた。しかし、その後の組み立てに問題があった。セオリー通りに第8、9、10と残りEで1点ずつ取り合えば勝ちはない。どこかで定石を崩さなければいけなかったが、それができなかった。 有利な後攻だった第9Eに1点を「取らされた」ことが直接の敗因になった。同点で最終Eが先攻になれば勝ち目は薄い。第8Eをブランク(無得点)にして最後を後攻で迎えれば勝てただろうし、それができる可能性は十分にあった。 ショットの調子は悪くない。出場国の力は紙一重だから、接戦をものにするかどうかが成績につながる。強豪国にもつけいるスキはあるし、今の日本ならそれを勝利につなげられる。そのためにも、緊張することなくリラックスして、力を出し切ってほしい。(98年長野五輪スキップ)
2018/02/16 リンク