米国金利の先行きに不穏な影 中国の米国債購入が減り続けたら・・・ JBpress(日本ビジネスプレス)

中国の米国債購入意欲が弱まっていることは秘密でも何でもない。中国政府は米国債以外のものに資金を分散させたいとの意向を明らかにしており、今では公的統計もその姿勢を裏付けている。 米連邦準備理事会（FRB）が「量的緩和（QE）」プログラムで米国債を購入しているため、中国の動きが市場に及ぼす影響はとりあえず弱められる公算が大きい。 だが、量的緩和第2弾（QE2）が予定通り今年6月に終了したら、中国政府による購入の減少が顕著になる可能性がある。 米国債市場は世界の金融システムの中心に陣取っている。世界で最も懐が深く、流動性も高い債券市場であり、世界中の中央銀行や機関投資家（民間銀行やヘッジファンドなど）から需要があるおかげで、米国政府は数千億ドルに上る財政赤字を借り入れで賄えている。 外国人投資家に大きく依存する市場 実際、外国人投資家による国債購入に米国ほど依存している国はほかにない。英国、イタ

[orakio]

現在ではFRBが世界最大の米国債保有者。量的緩和第2弾（QE2）が予定通り今年6月に終了したら、中国政府による購入の減少が顕著になる可能性がある。

[gruza03]

財務省が期限前償還を選択できる「コーラブル債」、借入期間が最長100年という超長期債、インフレに応じて投資家への支払額が変わる変動利付債。定年退職を迎える人々/年金会計改革で銀行や年金基金などからの需要増

[sophie525]

「100年債などを発行し、投資家の裾野を広げろ」←100年後のアメリカに何か期待する人いるのか...