月探査機「LUNAR-A」はどうなる? JAXA、計画見直しを宇宙開発委員会に提出 | ホビー | マイコミジャーナル

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10日、計画が大幅に遅れている第17号科学衛星「LUNAR-A」について、プロジェクトの状況を発表するとともに、その見直し案を宇宙開発委員会(文部科学省)に提出した。現時点では打上げ年度の見通しすら立っていないが、今後、見直し案について、同委員会の推進部会での評価を待つことになる。 月探査機「LUNAR-A」のイメージ(提供:JAXA)。槍のような2本のペネトレータが特徴 「LUNAR-A」は、旧宇宙科学研究所(現JAXA・宇宙科学研究本部)が1991年度より開発を進めている月探査機。「ペネトレータ」と呼ばれる槍状の観測機を月面に打ち込み、月内部の構造・組成などを調べる野心的なプロジェクトだが、そのペネトレータの開発が難航し、計画は延期に延期を重ねた。JAXAは2004年8月に「課題の対策に3年程度が見込まれる」と報告しており、今回の発表はこれを受けた形だ

[myfuna]

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