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Back Index Next そして、宰相の次の間に落ちた沈黙をわずらわしく思ったのは異国の大使ではなく、それ... Back Index Next そして、宰相の次の間に落ちた沈黙をわずらわしく思ったのは異国の大使ではなく、それを自らつくりだしてしまったオルフェ七世のほうだった。彼は自分の不器用さに苛立つかわりに少々おおげさなくらいに落ち込んで、では、これにて失礼させていただきますと口にした。橘卿は、目の前の青年はアンリエット嬢に用事があったのではないかと思ったが、それをあえて問題にしないだけの分別という名のやさしさがあった。ところが、往々にしてそうした分別も思いやりもないのが身内というもので、まさに彼が退出しようとしたそのとき、この国の公爵アレクサンドルとその副官アンリエットが黄金の角笛を吹き鳴らすがごとく堂々と入室したのである。 「ふたりしてどうして……」 唖然としてつぶやいたオルフェに向かい、女装姿の公爵が呆れ顔でこたえた。 「オルフェが脱走したと報せが来た。かわいそうに、この雨のなか鳩が知らせて
2012/12/01 リンク