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村上春樹の面白さ : 消されかけたブログ
コメントにお答えする形で少し書いてみたいと思います。 ただ、文学、特に純文学は読者が個々に持つ背景... コメントにお答えする形で少し書いてみたいと思います。 ただ、文学、特に純文学は読者が個々に持つ背景によっても好き好きが分かれますので村上作品が面白く感じない人がいても僕は全く不思議には思いません。なのでこれを書くことで面白さが伝わるかは自信が無いです。 ただ、自分の考えをまとめる意味合いでも書いて置きたいなと思いました。 コメントでは村上春樹氏の作品を分かりやすくとのことでしたが、氏の作品は難解で、分かりやすく説明出来れば僕が文学者になれますね(笑) 多くの人が村上作品を抽象的に評せざるを得ないのはその難解さに尽きるでしょう。 僕自身も読み解けているとは考えていません。ですからこれはあくまで個人的な春樹論です。 まずは、文学作品としての構成力や表現手法などは村上作品の面白さの要素の一つです。しかしかつては衝撃的でしたが現在では特に抜きん出ているということはないでしょう。 村上春樹は多くの翻