新興市場不毛地帯 - やまもといちろうBLOG（ブログ）

昔は、上場してさえいれば、いろんな資金調達の手段でおいしい思いをする人たちの手によって、時価総額の低い企業はTOBの対象になって、乗っ取られてから変な役員が送り込まれて過半数とか変な増資とか変な貸付とか変な社債とか変な顧問とか変な子会社買収のネタを大量に提供する舞台となった。 最近はターゲットファンドの匿名性もかなり失われ、箱乗りの件数自体が減り、面白IRを乱発する会社に対する監視もきつくなって、不思議紳士が役員に就任しようとすると横槍が各方面から入り、暴力団との関係先はリスト化されて問題があるとつまみ出されて市場から会社ごと放逐されるようになった。良かったね。 でも、そうすると本当のボロ企業って、目の前の事業はうまくいってないし、利益が出ないので増資したくてもやりづらいし、そんな将来性のない会社の株式をまとめて引き取ってくれる奇特な投資家も少なくなり、社債出したって普通の利率じゃ消化でき

[shibudqn]

「乗っ取られてから変な役員が送り込まれて過半数とか変な増資とか変な貸付とか変な社債とか変な顧問とか変な子会社買収」

[arajin]

「そういうときって何故だか情報が漏れるんだよね。これが、不思議なぐらいに漏れる。なんか知らんけど、TOBかけようかなあと思ったら株価が倍増したりとかさ。どう考えてもインサイダーじゃねえか。いい加減にしろ」