「お医者さんごっこ」の代償 - 黒猫亭日乗

このところホメオパシー関連のエントリが続くが、kikulog やpoohさん経由で「あかつき問題」なる事件の存在を識った。 勿論、特ヲタ的には「あかつき」で「事件」と来れば「あかつき号事件」だったりするのだが、事はそんな笑い事では済まない…いや、poohさんのところでコメントさせて戴いた通り、或る意味では極端にヴィザールで醜悪な「笑い話」ではあるのだが。 この一件は、山口の事件とも共通する「代替医療の施術者は自らの『医療行為』に対して通常医療の医師と同レベルの責任を負うことが出来るのか」と謂う設問に対する実例となり得るものだが、「あかつき問題」の当事者であるホメオパス（現在詳しい経緯の公表は控えているようなので、一応個人名は伏せることにする）は、「彼女は何の病気によって亡くなられたと認識しておられますか」と謂う問い掛けに対して、 「私は医師ではないので医学的所見は述べられない。検査をできる

[neko73]

"「責任が取れないから何もしてあげられない」と謂うのも善意の本来的な在り方である。"最後まで関わる覚悟はなかなか持てない。

[doramao]

黒猫ととらねこが力を合わせて・・・／ホメの存在意義や実情は一連のエントリで完全に解体されたと思ってる。

[salmo]

この方の論理はいつも一歩一歩確実に積み立てていくなぁ。

[VodkaDrive]

長かったけど最後まで読んだ。代替医療の信奉者は「善意で結果が免責されると考えている」と言うのは、経験的に恐らく事実だろう。そして、「善意では免責されない」と知っている団体幹部たちは責任回避に奔走する。