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エミール・マール『ヨーロッパのキリスト教美術』 : かげうらきょうのブログ
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エミール・マール『ヨーロッパのキリスト教美術』 : かげうらきょうのブログ
エミール・マール『ヨーロッパのキリスト教美術(上)12世紀から18世紀まで』(岩波文庫)。 実はこ... エミール・マール『ヨーロッパのキリスト教美術(上)12世紀から18世紀まで』(岩波文庫)。 実はこの本、タイトルの付け方がなかなかおもしろいのですが、それとは関係なく、上巻末尾の十三世紀の宗教美術「結論」から。 ヴィクトール・ユゴーは、光が多くの闇と混じり合った『パリのノートル・ダーム』の章の一つの中で、こう言っている。「中世には、人間がおよそ重要だと思ったことで石で書き綴らなかったものは何もない。」私たちは、この詩人が天才の直感力で感じ取ったものを、苦心して証明した。 ヴィクトール・ユゴーの言ったことは真実である。大聖堂は書物である。中世美術のこの百科全書的な性格が最も著しいのはシャルトルである。そこでは「鏡」のそれぞれが場所を与えられている。シャルトル大聖堂は、眼に見えるものとして示された中世思想そのものである。重要なもので欠けているものは何もない。絵や彫刻による一万もの人像の全体は、