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『第六大陸』論
帰結という言葉がある。そもそもの前提に明確な結論が既にふくまれており、その過程は結論へ向かっての... 帰結という言葉がある。そもそもの前提に明確な結論が既にふくまれており、その過程は結論へ向かっての道筋であり、用意された結論が常にそこへ帰ってくるのを待っている。 それが小川一水が実践する手法の最たるものであり、その代表作が『第六大陸』である。 『第六大陸』と聞いて、それが何であるかすぐにぴんとくる人もあるだろう。地球には大きく分けて五つの大陸があり、その全てが人間によって発見・開発されてきた。それでは六番目の大陸とは何か? そう――月である。これは月面の物語である。しかも「大陸」という言葉が、その開発を意味している。 この作品の秀逸さ、作者の特異な感性は、このタイトルに既に表れている。これまでライトノベルにしろ一般書籍にしろ、「大陸」と言えば冒険の舞台背景のことを意味していた。それ自体が目的となることなどなかったのである。たいていはその大陸に居住する人間社会の命運が物語の焦点となっていた。