警備会社乗っ取り：灯台下暗し、従業員・得意先が消えた 旧社が告訴 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

◇新社「正規に譲渡」主張 京都市上京区の警備会社が昨年１０月に突然廃業し、すべての業務が下京区にある同名の警備会社（本社は浜松市）に譲渡されていたことが分かった。得意先はおろか従業員の多くも会社が変わったことに気付いていないとみられ、旧会社の女性社長（５７）は「乗っ取りだ」と主張。府警に刑事告訴したり、経営書類返還の仮処分を申請したりする騒ぎに発展している。 ７８年設立の警備会社（警備員約２００人）。地元では大手で、京都市中央卸売市場なども警備。０８年５月期決算の売上高は５億９０００万円。 昨年１０月２０日、旧社社長が１週間ぶりに出勤すると、社員１０人の退職届入り封筒がドアに張り付けられ、社内から経理書類や従業員名簿などが消えていた。弁護士らが調べると、新会社への事業譲渡を決めた取締役会議事録が存在し、旧会社の警備業廃業届が府公安委に提出されていた。 京都地裁の仮処分決定などによると、旧社

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