最強寒波：続く大雪 ラニーニャ影響、ジェット気流南下 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

この冬最強の寒気が日本列島を覆い、日本海側を中心に各地で大雪が降り続いている。消防庁によると、この冬の雪の事故による死者は北海道、東北や新潟県を中心に５２人（１日午前１０時現在）に達した。１日に前線を伴う低気圧が通過した後、冬型の気圧配置は再び強まり、３日まで続く見込み。気象庁は厳重な警戒を呼びかけている。【まとめ・脇田顕辞】 ◇上空氷点下４２度 気象庁によると、寒気は１月１０日ごろから停滞している。おおもとの原因はペルー沖の海面水温が下がる「ラニーニャ現象」。この影響で太平洋西部の水温が上がり、暖められた大気の影響で偏西風の亜熱帯ジェット気流が北に押し上げられた。その反動で、気流は日本列島付近では例年より南に蛇行。さらに本来は高緯度を強く吹く寒帯前線ジェット気流も南下し、大陸からの寒気が入りやすくなっている。 １月中旬に二つのジェット気流の間に「ブロッキング高気圧」が発生したことも寒気の

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近年エルニーニョやラニーニャが人気だけど、どこまで原因の連鎖をたどれば「おおもと」になるというのは誰が決めてるの？