ソニー：ストリンガー氏続投 就任６年、復活の道険しく － 毎日ｊｐ(毎日新聞)

ソニーは１０日、平井一夫執行役（５０）が４月１日付で、代表執行役副社長に昇格する人事を発表した。テレビなど消費者向け製品全般を担当し、ハワード・ストリンガー会長兼社長（６９）の後継最有力候補となる。また、ストリンガー氏は同日、当面続投する意向も表明。音楽やゲームなどのソフト配信事業をさらに拡大させることなどで収益力を高めたいとした。ただ、ストリンガー氏のトップ就任から丸６年たとうとしている今、画期的な新商品開発の面でも業績の面でも「ソニーが復活した」とはとても言えない状況。ライバルの米アップルなどが快走を続ける中、次の一手が問われている。【弘田恭子】 ◇新規事業へ目立つ遅れ 「テレビもネットワークにつながる機器。黒字転換し、利益をあげられるよう協力することが必要。ゲームの黒字化を果たした平井氏ならできると思う」。１０日、毎日新聞などのインタビューに応じたストリンガー氏は、平井氏昇格と、テレ