裁判員裁判：ホーム入所者「暴行死」 被告が無罪主張「男性は病死」 ／福島 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

◇難解な死因、焦点に 喜多方市のグループホームで昨年７月、男性入所者の腹を殴るなどの暴行を加え死亡させたとして、傷害致死の罪に問われた会津若松市天神町、介護職員、丹藤雅志被告（４１）に対する裁判員裁判の初公判が１３日、福島地裁郡山支部（竹下雄裁判長）であった。丹藤被告は「暴力は振るっていない」と起訴内容を否認し、弁護側も「男性は病死だった」として無罪を主張した。 審理では男性の死因と暴行の事実の有無が最大の争点となる。１５日の公判では検察、弁護双方から複数の医師が同時に証言する「対質尋問」が、裁判員裁判としては全国で初めて行われる。裁判員には医学的な難しい判断が迫られそうだ。 起訴状などによると、昨年７月２９日午後７時２０分～１１時１５分ごろ、喜多方市松山町の介護福祉施設「グループホームすこやか」で、入所者の同市山都町、無職、清野敬一さん（当時６９歳）の腹をけったり殴ったりしたうえ、手や腕

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裁判員裁判：ホーム入所者「暴行死」 被告が無罪主張「男性は病死」 ／福島