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社説:電子書籍 出版文化を守りたい - 毎日jp(毎日新聞)
パソコンや専用端末で、インターネットから情報をダウンロードして読む電子書籍の市場が広がっている。... パソコンや専用端末で、インターネットから情報をダウンロードして読む電子書籍の市場が広がっている。しばらくは紙の本の優位が続くとしても、日本の出版界は過渡期を迎えつつある。自由な表現や言論を支える出版文化は民主主義社会の生命線だ。電子化の進行がマイナスに働かないようにしたい。 メディア関連の調査をしている「インプレスR&D」によると、2010年度の電子書籍全体の販売額は約650億円。前年度から約13%増えた。15年度には約2000億円になると予測している。 従来、携帯電話向けのものが多く、10年度も88%を占めている。コミックが中心だった。これに対して、昨年以来、「iPad」をはじめ、電子ブックリーダーやスマートフォン(多機能携帯電話)など、電子書籍が読める新しい端末が次々と発売されたこともあり、文芸書やビジネス書などの販売も増えている。13年度には新端末向けの販売額が携帯電話を超えると考え
2011/07/18 リンク