東日本大震災：復興基本方針の骨子を大筋で了承 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

東日本大震災復興対策本部の会合の終わりにあいさつする菅直人首相（中央）と平野達男復興相（左）、枝野幸男官房長官＝首相官邸で２０１１年７月２１日午後７時０分、藤井太郎撮影 政府の東日本大震災復興対策本部（本部長・菅直人首相）は２１日、復興基本方針の骨子を大筋で了承した。復興事業の規模や財源については関係閣僚会議での調整が続いており、骨子への記載は見送った。政府は骨子をもとに月内の基本方針決定を目指す。首相は「財政フレームの議論を関係閣僚間で深め、広く与野党の理解をいただくことも大変重要になってくる」と述べ、復興財源の議論や与野党間の調整を急ぐよう指示した。 骨子は復興構想会議が６月にまとめた提言を踏襲し、地域や期間を限定して規制を緩和する「復興特区制度」や、被災自治体が自由に使える「交付金制度」の創設を盛り込んだ。首相は会合で「提言を具体化した中身になっている」と評価したが、提言が重点を置い