東海・東南海地震：愛知の海岸堤防 耐震工事まだ６割 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

東海・東南海地震の発生に備え、愛知県が進める海岸堤防の耐震工事が、今年３月末時点で全体の６割にとどまっている。財源不足が原因で、県は１４年度までに工事を完了する計画を立てたが、これより３年以上遅れる見通しだ。大規模地震が発生した場合、耐震化を終えていないと、高さ３～６メートルの堤防は液状化で２メートル以下に沈下し、高さ１メートル以上の津波が堤防を乗り越える恐れがあるという。有識者は「堤防が機能しないのが一番怖い」と指摘している。【三木幸治】 県の海岸堤防は、死者・行方不明者が５０００人を超えた伊勢湾台風（１９５９年）後につくられた。伊勢湾台風では最大３．８９メートルの高潮が観測され、堤防は同程度の高潮を防ぐために気圧や風、潮の干満を計算して高さを設定している。 だが、マグニチュード（Ｍ）７．３を記録した９５年の阪神大震災発生後、液状化問題が浮上。同規模の地震が起きると、海岸沿いの海抜０メー

[yukatti]

財源不足、液状化問題の懸念も

[koichi99]

コンクリートより人か…。コンクリートじゃなきゃ防げない事もある。