騰がっているのは金（ゴールド）だけじゃない ヒタヒタ押し寄せるインフレ : Market Hack

以前、アラン・グリーンスパンの師匠、アーサー・バーンズが「インフレとは？」という命題についてコロンビア大学の学生を喝破したエピソードを紹介しました。 インフレとはモノの値段が騰がることではありません。お金の価値が下がることです。 それではどのような場面でお金の価値が下がるのでしょうか？ 政府が輪転機を回してお金をどんどん刷れば、お金の価値は下がります。 あるモノを買う時に以前より多くのお金が必要になります。 なぜならお金の需給関係が崩れ、供給過剰になるからです。 最後には紙幣そのものに対する信用すら失われてしまいます。 それが起こったのがワイマール時代のドイツです。 さて、アメリカはデフレの危機に晒されていると言われています。 確かに不動産価格だけを見たら日本が陥ったのと同様のデフレにアメリカも陥るリスクがあるように思えてしまいます。 だからＦＲＢは必至になってデフレを防ごうとしています。

[AYNIK]

このグラフを見ると僅か一年の間に食材の価格は軒並み４割から７割も騰がっています。 巷ではゴールドの上昇が話題になっているけど、このグラフを見るとゴールドの上昇率なんてかわいいものです。

[API]

まず経済ってのは物々交換なのよ。モノの価格が変動することはあっても貨幣の価格が変動することはないでしょ。1000円札が900円札になったりはしない。貨幣は物々交換の仲介役で循環を担ってるだけの存在。価値はない

[walwal]

インフレは一般物価の持続的上昇を指すから、食料品の価格が急上昇していると言ってもそれだけで、インフレの危機が近づいているとは言えない。と、マジレス(^_^;